嘉手納基地を包囲「人間の鎖」に参加して
米軍再編強化に反対するたたかいの焦点となっている沖縄で5月13日、嘉手納基地包囲行動がとりくまれ、全国から集まった15000人以上が手をつなぎました。
このとりくみには、京都代表団として、京教組青年部員が参加しています。その青年が手記を寄せてくれましたので紹介します。
青年部員の手記
さる5月13日、沖縄県の米軍嘉手納基地の機能強化に反対するため「5.13嘉手納基地包囲行動」が行われ、京教組の代表として京都参加団に加わった。全国から一万五千人余りが参加し、「人間の鎖」で基地を取り囲んだ。一部でつながらない個所もあり、完全には包囲できなかったが、沖縄が復帰して35年が経過しても変わらぬ基地の重圧を訴え、平和な沖縄を願いながら手と手をつなぎ合わせた。
包囲行動は@地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備や最新鋭の戦闘機F22Aの一時配備など嘉手納基地の機能強化に反対、A普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブへの移設など県内移設に反対、B普天間飛行場の早期閉鎖と返還、C米軍北部訓練場のヘリパッド建設中止の4項目がスローガンに掲げられた。
私たちは、第2ゲート周辺で包囲をした。目の前には草が生い茂り、大きなコンクリートの壁の向こうは高速道路で、その奥に基地があるという場所。そこからは直接基地の中を見ることはできなかったが、時間が経つにつれ人が増え、隣の人と手をつなぐことで、周囲17.4`を取り囲んでいる全員と一体になれたような気がした。基地のない平和な沖縄、平和な日本を訴えることができたのではないかと思う。
自分の住む地域には基地がない、戦争を知らない、といって無関心になるのではなく、知り考え、行動することが大切。人間の鎖は誰でも参加できる示威行動であり、結集するとものすごい大きなエネルギーになる。平和憲法が揺らいでいる時代だからこそ、沖縄だけの問題ではなく、日本の大きな問題として国民が結束し「異議あり」と声を挙げることが大事ではないだろうか。
(京教組青年部 H)